2017年に『ふたご手帖』を発行してから、たくさんの方が『ふたご手帖』を手にしてくださっています。そして、うれしいご連絡をいただくことがあります。今回はその1つを紹介させてください。

先日、県の社会福祉協議会さんの新人研修会に講師として呼んでいただき、多胎家庭の現状や支援状況などをお話ししてきました。「新人」といっても色んな職種・年齢の方がおられる研修会でした。その100人ほどの受講生のなかに、なんと3人も双子ママさんがおられました!

その中にわざわざふたご手帖を持参して、「サインをください」とおっしゃった方がおられました。以前、新聞記事をみて『ふたご手帖』を注文してくださったそうです。もう5年以上前のことのようですが、『ふたご手帖』と、私の住む県内の方だったので、送付時にちょっとしたメッセージを書いた付箋紙まで大事に取ってくださっていました。

小学校卒業のサイン帳と契約等の書類以来サインなんてしたことはありませんが、せっかくなのでメッセージを書かせていただきました。

その方ともうお1人は、「多胎支援活動にも参加したい」と言ってくださったので、まずはオンラインのおしゃべり広場へお誘いしました。まだほとんど何も支援がない地域の社協職員さんだったので、何かきっかけを作ってくださるとうれしいなと期待しています。

『ふたご手帖』がつないでくれたご縁と、講師に呼んでくださった県社協さんに感謝です。